ポイントサイトのレート

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ポイントサイトで貯められるポイントの価値は、全てのポイントサイトで共通しているというわけではありません。1p が 1 円の等価レートのところもあれば、10p で 1 円の不等価レートのところもあります。不等価レートの中には、20p で 1 円といったように直感的に把握しにくいサイトまで存在しますので、これからポイントサイトの利用を始めようという方は、まずはこのレートに注意を払ってください。

不等価レートの率還元表記

また、還元ポイント数の表記による混乱もちらほら耳にします。ショッピング系の案件は、利用額に応じてポイントがキャッシュバックされることが大半なのですが、次のように書いてあったらどうでしょうか?

等価レートのポイントサイトならどちらでも紛れは生じません。不等価レートでも、後者の表記ならやはり問題ありません。しかし、不等価レートで前者のパーセント表記の場合、その意味は曖昧です。キャッシュバックされるポイント数は、購入代金の 1% の数値なのか、それとも購入代金の 1% にレートを適用した数値なのか。

不等価レートでパーセント表記を採用しているポイントサイトのほとんどは、「レートを適用した数値」という方の意味で使っているようです。例えば、10p で 1 円のサイトで「購入代金の 1%」とある案件を利用したなら、利用額 10,000 円で 1,000p のポイントキャッシュバックが行われるということです。

しかし、レート不適用の方の意味で使っているポイントサイトもありますので気をつけましょう。例えば、2p で 1 円で「購入代金の 1%」なら、利用額 10,000 円で 100p。これは実質 0.5% 還元ということです。具体的に名前を挙げると、ネットマイル・ちょびリッチがこの例での表記を採用しています。

交換レートについて

冒頭で書いたように、ポイントの価値は全てのポイントサイトで一律というわけではありません。さらには、現金以外への交換手段で別の交換レートを設けているポイントサイトも見られます。この点に関して、是非注意してほしいことが一つあります。

それは、ネットマイルへのポイント交換です。ポイントサイトで貯めたポイントは、現金やギフト券以外に、別のポイントサイトへの交換ができることもあります。代表的なのがネットマイルで、そのことからポイント合算サイトなどと呼ばれたりもします。そして、この他社ポイントとのポイント交換時に、レートの問題が発生するのです。

ネットマイルへの交換レート

以下の交換レートでネットマイルポイントに交換されます。

ネットマイルへの交換レートだけでなく、各々のポイントサイトでのポイントレートがあることにまず注目してください。さらに、ネットマイルもポイントサイトですから、ネットマイルのポイントにもレートが存在します。

例えば一番上のハピタスは等価レートのポイントサイトです。一方、ネットマイルは 2p で 1 円なのでレートは 0.5 です。さて、その両者が 500p 同士の交換を行うというのですから、元々のポイントの価値は半分になってしまうということです。これはさすがに間違いだろうと思う人がいるかもしれませんが、サイト側の表記ミスといったものではなく、実際そのように運用されています。

次の PONEY は数字だけを見ると 2 桁も減っていますが、レート 0.01 のポイントサイトなので、450 円分のポイントは 450p に交換されます。つまり、こちらもポイントの半分が失われてしまうわけです。残りの GetMoney!・チャンスイット・ABCポイントは皆レート 0.1 のポイントサイトですが、交換レートにはご覧の通りの違いがあります。その中で唯一 ABCポイントだけ、ポイントが目減りすることなく等価交換することが可能です。

実際に交換される金額

円換算表記にすると一目瞭然です。